独り身のアラフィフにとって、老後資金の確保はとても重要です。(ちょっとブルー)
子どもや夫といった頼る相手が存在しないので、とにもかくにも、自力とお金で老後を乗り切らなければいけないので。。。。(自業自得)
自力でどうにかするために、国が用意してくれた制度は、全て利用させていただきますよ~。(超前向き)
ということで、今回はiDeCoと積み立てNISA。
これまでの記事は、何に投資をするかという話でしたが、今回は「何で」投資するかの話になります。
1.iDeCo(イデコ:確定拠出年金)
iDeCoは2012年から御世話になっています。
制度のメリット、デメリットは様々なところで紹介されていますね。
60歳になるまで引き出せないのがデメリット、掛金が全額所得控除となること、運用中の利益は全て非課税ってのがメリットってとこですかね。
まだ先ですが、受け取るときも、公的年金制度の控除対象、退職所得の控除対象で税金の負担が小さいのも、重要ですね。
私の世代は、年金の受け取りは完全に65歳なので、iDecoは60歳で一括で受け取って再投資かなと思っていましたが、どうも、65歳まで延長できる制度に変更されるよう。
そうなれば、65歳まで働けて、所得税・住民税を払っている状態でメリットが享受できるなら65歳まで積み立てて、65歳から70歳になるまでの年金に当てようかと思ってます。
まだ、15年ほど先になりますが、出口戦略は重要です。
税金等がかなりちがってくるので、慎重に検討しないとね。
出口戦略(=老後の計画)については、別の機会に整理したいと思います。
私の場合、月の掛け金は2万3千円が上限ですが、それを何に投資するか。
で、前々回記事にした通り、8資産バランスの投資信託としました。
2.NISA・積み立てNISA(ニーサ:少額投資非課税制度)
NISAは制度開始時からお世話になっています。
前回までの記事にした商品のいくつかは、NISAで買い散らかしたものです。
で、今年、積み立てNISAができたので、そちらに変更しました。
年毎に、どちらかしか利用できないのですが、今後、ずっと積み立てNISAでいくと思います。
NISAの時も、積み立て的に投資を行なっていたのですが、どーしても相場に影響されて投資をためらったり、投資対象に迷ったり、枠を使い切れなかったり、ほったらかしにならなかったので・・・。
積み立てNISAでは、それらが解消されました。
前々回の記事にも書きましたが、今年始めた積み立てNISAでは、楽天・全世界株式インデックス・ファンド(=VT)を対象としました。
NISA・積み立てNISAも、いろんなところで紹介されていますね。
共通するメリットは、利益(譲渡益、配当益)に対して通常20.315%の税金(所得税+住民税+復興特別所得税)がかかるところがゼロになることですね。
ですので、利益が出なかったらメリットは受けられません。
また、他にも投資をしている人間にとっては、買った商品が値下がりして損した場合に損益通算ができないなど・・・。
もちろん、お得な制度なので、期間や年限に制限があります。
でないと、富裕層が得する制度になっちゃいますから(^^;。
積み立てNISA は、新たに投資できる期間が20年、非課税となる期間が投資した年から20年。
アラフィフの私としては、70歳頃まで投資が続けられて、徐々に現金化していけるのはありがたいです。
投資金額の上限は毎年40万円で、20年分合わせて800万円です。
NISAだと、投資期間は5年、非課税となる期間は投資した年から5年。
投資金額の上限は毎年120万円で、5年分合わせて600万円です。
積み立てNISAでは、長期分散投資に適している商品が厳選されていますので、選ぶときのストレスも少ないです(^^;。
購入時および売却時の手数料もゼロになる商品がラインナップされていますしね。
インデックス投資で長期分散投資が目的なら、くどいようですが、積み立てNISAですね。
もちろん、NISAで積み立て的に利用することもできますが、5年ってすぐなんですよ(^^;。
長期投資をしようとロールオーバーするぐらいなら、総額が大きい積み立てNISAを選ぶことになります。
3.iDecoと積み立てNISA、どっちを優先?
どちらも、老後資金の準備にフル活用した制度ですが、どちらかを優先するなら、iDecoですね。
所得税の控除があるということは、それだけで既にかなりお得なので。