私の場合、若い頃は、ビジネスの場でもパンツスタイルが多かったような気がします。
活動的で、やる気がある若手をアピールできましたし、自分自身、パンツスタイルが(スカートよりはましという意味で)似合うと思っていました。
でも、現在は、ビジネスの場ではほとんどパンツをはきません。
その理由などをここで整理しておきたいと思います。
スカートの基準化が完了したから
若い頃パンツスタイルが多かったのは、当時の状況としては正解だったと思います。
だって、既製品のスカートで自分にぴったりのものと巡り会わなかったんですもの。
単品のスカートはデザイン性の高いものが多く、スーツとセットのスカートでも、丈やヒップとウエストとのバランスなど、なかなか自分ぴったりのものは見つからなかった記憶があります。
無理矢理着てましたけどね。
現在は、スカートの基準化が完成しましたので、迷うこと無くスカートをはけるようになりました。
パンツスタイルをかっこよく着こなすのは難しい
パンツって、若い頃はいいのですが、体のラインが崩れてくると、きりっとはきこなせないんですよね。
「ビジネスの場の正装は女性の場合はスカートと決まってる!」・・・なんて野暮なことは言いませんが、アラフィフ女にとっては、スカート姿の方が威厳が保てます(笑)。
現在持っているビジネス用のパンツは、夏用だけです。
夏は、ストッキングをはくのがうんざりする時も・・・。
そんな時は、ヒップの上はぴったりとしていますが、そこからすとんと落ちている薄い生地のワイドパンツにお世話になります。
テーパードとかストレートでは、私の場合、作業員風のシルエットになるんですよ(涙)。
それに風が通りませんしね。
ワイドパンツなら、膝下ストッキングをはきますが、風が通って意外と涼しく、快適です。
足のラインも出ませんし、エロくだらしなくならない(笑)。
汗をかきますので、水洗いができる素材であることが絶対条件ですが。
ただし、このワイドパンツにも難点が・・・。
ごくまれにですが、自分のパンツの裾につま先をひっかけて、つまずいてしまうのです。
若い頃はよろける程度で済んでいましたが、私は最近、階段で五体投地しました。
絶対どこかの骨が折れたと思うぐらい痛くて、しばらく立ち上がれませんでしたよ。
ワイドパンツ危険です・・・。
となると、パンツをはく機会が激減するわけです。
今の自分に似合うものを楽しんで身につけたい
若くてスタイルの良い女性が、颯爽とパンツスタイルで歩いていると、軽快でとても素敵です。
あんな頃が私にもあったかな~と、遠い目をして眺めてしまいます。
でも、今の自分には似合わないので、もう手放しました。
今しばらくは、基準化したスーカートを楽しみます。
もちろん、カジュアルな場面ではデニムなどをはいていますよ。
機能的ですしね。
それに、もっと年を重ねたら、またパンツをはくようになるかもしれません。
膝下の足を出すのをためらう年齢になったら、冷えがより体にこたえるような年齢になったら、今度は安全で機能的なパンツスタイルを考えることにしようと思っています。
黒やネイビーのシックな色で、ストレッチが効いている素材ではきやすいパンツ。
上半身は、白髪に似合うような明るい色のロングジャケット、インナーは上質なレースで、襟元に大ぶりのブローチやコットンパールを付ける。
なぜコットンパールかと言うと、軽いから(笑)。
なんか、ちょっと楽しみです(笑)。