前回、郊外の海の見えるマンションから都心に戻る決意をしたところまでを書きました。
今回はその続きです。
現在は、オフィスまで歩こうと思えば歩ける距離。電車ならドアツードアで20分です。
当然ながら、生活は激変しました。
善し悪しは別として、お金、時間、空間の使い方が大きく変わりました。
1.お金の使い方
都心に戻ったので、当然家賃はかなり上がりました(涙)。当初、家賃の値上がり幅が気になっていましたが、以下の費用が減ったので、十分まかなうことができました。
① 固定費と化していたグリーン車代
② 外食費(夕食だけでなく、朝食すら家で食べられなかったので。。。)
③ スポーツジムの月会費
都心の部屋の近くにはスポーツジムがなかったこともあって、週末のジム通いをやめて、公園を歩いたり、ヨガをしたりといったことに変更しました。その方が、変化があって楽しいことに気が付きました。
食費も、ほぼ自炊をするようになって激減。
トータルの出費はほとんど変わらずといったところです。
2.時間の使い方の変化
通勤時間(往復)が約3時間から40分に激減したので、1日に2時間以上の時間の余裕ができました。
帰りにスーパーに寄る、食事を自分で作るといった普通の行為ができるようになりました(涙)。
これは、上で述べたように節約にもなりましたし、生活と体調を整えることに直結していたように思います。
週末も、疲れがたまって寝てばかりということはなくなりました。
引っ越して数ヶ月すると、休日に新しいことにチャレンジしたり、趣味を始める余裕もでてきました。
仕事の忙しさは変わらずなのですが、信じられない気分です。
3.空間の使い方
引っ越して部屋が狭くなりましたし、収納も減りましたので、手持ちのものを処分してシンプル生活にトライするようになりました。
以前の部屋では、備え付け収納も置き家具も中はがらがらだったのですが、こちらでは入りきらないことが確実だったので、引っ越し前にかなり処分しました。
引っ越してからは、いっぱいにつまった収納が息苦しく、数々のものを捨てる行為が始まりました。
このブログは、その過程を記録しているようなものですが、今後まだまだ続きそうです。
今となっては、もっと荷物を減らして、もっと狭いところに引っ越せるかもと思うようになりました。
そうすると、家賃も下がりますしね。
3年後ぐらいをめざして、がんばります(笑)。
4.今の感想
家族と一緒に暮らしていると、自分だけの都合で引っ越すことはできないでしょうが、それぞれの家庭で、大きな変化があったときは、生活を見直すチャンスだと思います。
生活を見直すには、生活環境を変えるのが手っ取り早いです。
子供が独立した、夫婦のどちらかが転職した。
それほど大きく急激な変化では無くても、生きている限り仕事の内容や生活パターンは変化していくことが多いです。
私は、生活を見直す機会として、生活環境を変えるというのは非常に効果的だと実感しています。
生活環境が変わると、生活が変わり、習慣が変わります。(というか、変えられます。)
習慣が変われば、人生が変わる(笑)。
大げさですが、今の私は、そんな風に感じます。
郊外に住むか、都心に住むか、どちらがいいかは、現在の生活パターンとこれからの生活に何を求めるかによって変わります。
そして、それらは変化していくものです。
今回都心に戻ってきた私も、また、郊外に住みたくなる日がくるかもしれません。