シンプル生活をめざす働くアラフィフにとっての断捨離困難アイテムは、バッグではないでしょうか。
物持ちが良く、しかし一方で価値観や体の変化の大きくなるアラフィフ世代にとって、現在手持ちのバッグがしっくりこないという悩みは共通ではないのか?と思う今日この頃。
もっとも、これまでも、満足いくラインナップとなったことは一度もなかったような気もします。
今後の戦略を明確にするために、今回は、これまでのバッグ購入の失敗要因を整理してみます。
1. 購入時の判断ミス
最近では、経験も積み仕事では冷静な判断を下せる(と思い込んでいる)のですが、ことファッションアイテムについては、深く考える経験を積んでこなかったので、衝動で購入することが多かったです。
特にバッグは、体へのフィット等が問題とならないだけ、それが顕著。
つまり、購入時の判断ミスですね。
1.1 値引きにつられて買ってしまう
これまでに多かった失敗は、海外旅行に行った時に、免税品店で値引き製品を買ってしまうというもの。
何度もやりました(涙)。
半額以下になっていることも多いので、その差額に気を取られ判断力を失ってしまい、必要のないものを買ってしまっていました。
海外で、「もう来れないし!」と思ってしまうことも影響していたと思います。
しかし、日本に帰ってきて使おうと思っても、使うシーンが無く、10年以上ほとんど使わずにクローゼットの肥やしとなっている。。。
冷静に考えれば、一般的に見ても使うシーンが少ないからこそ、値引き品としてそこに残っているのですよね。
1.2 使う場面をきちんと考えてない
1.1にも関係しますが、値引き品ということもあり、手持ちに無いアイテムを買おうと思っていたようです。
もう、完全に、悪いループに入ってます。。。
具体的には、クラッチバッグやポシェットなど。
そんあの使うシーンあるかよ!とその頃の自分に突っ込みたいです・・・。
パーティーだって飲み会だって、仕事帰りに行くやろ?
あんたの日常生活で休日に出席するパーティーなんてあるか?!
他には、マチのない薄いバッグってのもありましたね~。
書類以外の持ち物も多い女性には不向き。
これらはほとんど使わず、全て処分しました(涙)。
最近の失敗は一昨年前。
また大きめのクラッチバッグとパーティー用のバッグを買ってしまいました!
ほんと、いつ使うの・・・?
今回も後悔です。
これらはさすがに捨てられず、現在もクローゼットに眠っています。
1.3 価値観と体の変化を軽視していた
アラフィフになって痛感するのは、重いバッグがつらくなったってことです。
若い頃は、デザイン優先で重さなんてあまり気にしていませんでした。
ですから、レザーのでかトートバッグとか、平気で買っていました。
私は大柄な上体力もかなりある方なので、バランス的にも大きめのバッグが良かったのです。
しかし、この私が、こんなにバッグの重さを気にするようになってしまった。。。
自分の変化にびっくりです。
2.自分の習性に関する問題
私が根っからの貧乏性であるため、新しく購入したものを必要以上に大事にしてしまうことがバッグ問題を複雑にしていました。
新しいお気に入りのバッグを買っても、今まで使ってたバッグを「まだまだ使えるから、こっちを使おう。」と使い続けてしまうのです。
で、結局、新しいバッグを使う頃にはかなり時間が経っていて、自分の価値観や体の状態も変化しており、しっくりこなくなっている。。。
それだけではなく、ほとんど使っていないにもかかわらず、バッグ自体が変色したり染みが出来たりしてしまって、結局泣く泣く捨てることに。
これも、かなりの回数繰り返しました。
ほんと、あほみたいです。
3.これからの方針
心を落ち着けて過去を振り返ってみると、ほんとあほなことしてました。
それも繰り返して。
これまでに浪費した金額なら、今まで買ったことに無い一流ブランドのバッグだって買えていた(涙)。
最近、地曳いく子さんの「服を買うなら、捨てなさい」(だったと思うのですが・・・)を読んで、どきっとする箇所がありました。
手元に本が無いのでうろ覚えなんですが、「(中高年は残り時間が少ない。その少なくなった残り時間に、←これは私の勝手な解釈です。)いけてないものを身につけると、本当に似合うものを身につける時間が減る」といった趣旨のフレーズだったと思います。
今、本当に気に入っているものを、今、身につける。
今気に入っているものしか持たない。
これって、シンプル生活の基本ですよね。
これまで、ことバッグに関してはそれができていませんでした。
つ-か、いつ出来るようになるんでしょう。。。
修行は続きます。