CDの断捨離、2016年に一気に進みましたが、もやもやが残っています。
昔からの節約志向が影響して購入する時にはそこそこ慎重でしたし、ある時期からはほとんど購入しなくなっていました。
衝動買いしたものもありましたが、それらは定期的に処分していました。
結果、総量が少なく、生活空間を圧迫しているわけではなかったので、断捨離する必要をあまり感じていなかったというのが正直なところです。
しかし、引っ越しで居住空間が小さくなり、他のものの断捨離が進むと気になり始めました。
で、とうとう着手。
何度も何度も迷った末、半分はブックオフに売り、半分は四国の仕事場へ。
都心の部屋には、もう1枚もCDがありません。
しかし、もやもやは残っているのです。
1.残しているCDは本当にまだ必要なのか
四国の仕事場に送ったCDは、オリジナルなものが105枚、コピーしたものが28枚、合計133枚です。
それと同等の数をブックオフに売りました。
当初は、厳選した結果が260枚ほどでしたが、送る段になって、手元にあった段ボール箱に半分しか入らないことが判明。
そこから半減させた結果です。
つまり、厳選に厳選を重ねた133枚なのです。
これらは、10代から30代にかけて大好きだったアーティストのものが主です。
古いものでは、レコードからCDに変化した時代に買い直したものもあります。
中には、全国のライブを追いかけていたアーティストのものも!(ジャニーズ系じゃありませんよ。)
恋して失恋して、泣いたり笑ったり、感性が豊かだった時代に夢中になった音楽です。
けれど・・・今は聴けば懐かしさは感じますが、あえて聴きたいとは思わない。
今聴く音楽は、ながら聴きするイージーリスニング系のものばかり。
しかも、amazonのプライム・ミュージックですわ。
今聴かないCDを、なぜ残したのか?
もっと年をとれば、もっと若い頃の思い出を懐かしく感じるようになるのでは?と思っているからです。
また、もっと年をとれば、もっと思い出に浸る時間もできるのでは?とも。
これって、どうなんでしょ?
もやもやします。
2. 音楽が自分にとっての重要事項でなくなった事実
amazonのプライム・ミュージックで、無料のイージーリスニング系の音楽しか流さない。(あえて聴くとは言いません。)
それが今の私の音楽へのスタンス。
若い頃は、タワーレコードとかHMVに行って新譜を試し聴きしたり、ラジオやテレビから流れてくる曲に反応したりと、自分の中でそれなりに音楽が重要事項だったと記憶しています。
(他の方に比べたら、まったくもって低レベルですけどね。)
その感性が全く無くなった。
音楽が自分にとっての重要事項ではなくなったんです。
好みは変わるので、昔好きだったものが変化していくのは仕方がないのですが、新しく好きになる音楽が全く無い。
これって、感性が衰えているってことですよね?
今回の断捨離で、それを思い知りました。
で、なんか寂しくなりました。
年をとると、みんなこうなるの?
執着がなくなるってこういうことなの?
うーん、シンプル生活へは少し近づきましたが、もやもやします。